『電人N』

マンガ

昭和の怪奇小説かマンガ風なタイトル、展開はわりと未来
食糧人類と同じ作者(一目瞭然)

暗闇を生きてきた主人公が肉体の死とともにあらゆるネットを掌握する力を得て
唯一の希望だったマイナーアイドル(元同級生)を成功させるため
殺しも厭わず勝手にバックアップしてくお話

暴走する強力な主人公と奇人探偵の対峙する構図はかなりデスノート感ですが
案外頭脳戦や駆け引きは多くなく
豆腐のように脆い人体破壊のインパクトとアイドルを崇める者の狂気がメインです

冷たい機械による支配の動機が人間的なのが面白い
ただせっかく社会派のテイストもあるのに
ヴィジュアルや能力が現実離れしてるのはもったいない
(オフラインの機械までコントロールしてるように見える)

短めに終わったのが残念、もっと展開を見たかった

なおあらゆるコンピュータに侵入できるって設定は自作ゲームで扱ったため
謎の親近感がありますw

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