俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第126回のお題は鏡って書いてあるけど鏡台で来ました、まあ誤差の範囲
3本も来たのは想定外でしたが
口髭を整え無想明日駅伝
鏡台のおおいをおろし初節句
初春や3D鏡にさらしたり
四春
思いつきっぱなしじゃなく推敲してから出してと言ったら推敲済みとのこと
じゃあしょうがない
とりあえず季語だけ入れて(上の二句)と言ったら
駅伝と初節句を季語扱いでいきたいそうで
まあ駅伝の方はわからんでもないかな
直し一本目
髭揃え駅伝前夜風の染む
髭だと選手ってより監督か
沿道の客だとしたら自粛要請無視が話題になったこの時世によく詠んだなとw
とまれカメラ映り意識してて全然無想ではないので
そこ削って何かしら足しましょう
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鏡台にカバーかけてた頃だそうで
季語未満の初節句をねじ込んだことの是非が焦点
年始は鏡台使わなくて平常に戻る象徴なのかなと訊いてみる、
特にそんなことはない、と
じゃあただのルーティンで季節まったく関係ないじゃねーか!
百歩譲って年の始めか年度の始めでしょう
なぜ節句にこだわる…
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3D鏡なるものがもしあったら心もすべて映そうってニュアンスらしい
「もしあったら」はもちろん読み取れないし
結局超科学なら普通の鏡でもいいよね
(ちなみに3Dプリンターはもうある)
心ごと映してみせよ初鏡
同じく季節性がない点は鏡を季語化すると効率的
それでも謎句は謎句
査定は上から才能ナシ・凡人マイナス・門前払いです
ちゃんと向き合った自分をほめたい。