俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第122回のお題はプレゼント(ちょっと前のやつ)
お歳暮や三人減りぬまたひとり
四春
さびしいなあ
これが年賀状だったら単に書くのをやめただけ説もありますが
お歳暮だとたぶん人生の卒業でしょう
指令は
“内容は続いてるのに「や」と「ぬ」で2回切れるのはイマイチ”
まあ三段切れってことになるのかな
修正稿がこちら
お歳暮や三人減ってまたひとり
こういう方向ですよ
中七以降もお歳暮の説明なので
お歳暮の三人減ってまた一人
切らないのがベターかと
あと「ひとり」は三人と同列にただの人数なので統一しましょう
表現が具体的なようでそれほどでもない、尺使いすぎて内容が物足りない…
ってことでがっつり手を入れるなら
子ら遊ぶ声と年々減る歳暮
半分に圧縮して何でも足せます
五感情報が安定かな
上記サンプルは対比を出しつつ未来へ希望をつないでみました
一稿が凡人マイナス、二稿が凡人査定です。