映画やドラマでもお笑いでも、見始めるときに日常モードからの切り換えというか
｢見よう｣って気分を作るちょっとしたハードルがありますよね
私の理想とするエンターテインメントの形はそのハードルが極力低い、
なんとなくテレビつけてただけなのに気づいたらがっつり見入ってるような
食べ物で言うと食欲なくてもつい食が進んでしまうような感じで
(たとえばミュージカルとかその対極ですが、まああれはあれで楽しめます。
あくまで理想形ってことで)
小説なら乙一のA MASKED BALL、お笑いなら淡々と突っ込むキングオブコメディや
昨今では四千頭身など
舞台も役者に話しかけられたら返事しちゃうくらいの距離感で
床に座って見る(＝高さが合う)のがイチ推し
そして歌だと何かなって考えたとき真っ先に思い当たるのがZARDの『心を開いて』
前奏も歌い出しもすごいナチュラルに入ってその後ずっと爽やかで、でも力強い
しかもこの曲、ポカリスエットのCMソングなんですよ
疲れた身体にもすっと入ってきて沁み渡るイメージにドンピシャすぎる
何ならジャケ写も収録アルバムの『TODAY IS ANOTHER DAY』もその延長上にありますよ
実際どこまで意図したのかな～
同じタイアップした『揺れる想い』の方が売れましたが
ポカリにフィットしたのは断然こっちですね
ただZARDは好きな曲も多くてたぶん5本の指には入らないんですがｗ
それでもエンターテインメントの理想形をもっとも体現してるのはこの曲で間違いない。
