灰原姉の記憶とアニメ化追突事故

マンガ 旧サイトより統合

子どもの頃はあんまりコミック見てなくてだいたいテレビアニメで、(最近は逆だな)
たまたまコミックを借りる機会のあったコナンが
アニメ化について考える原体験となりました

米花町の綾波こと灰原…の姉ちゃんを皆さん覚えてますか。広田雅美改め宮野明美ですよ
なんで印象残ったかっていうと彼女原作では死んだのにアニメで死ななかったんですね
そのときは「そういうこともあるかな」とか「テレビの方がソフトなんかな」くらいでしたが
原作に姉ちゃん殺された灰原が出てきたから「アニメどうすんだ辻褄合わねーぞ」と気づき
そのうち次回予告に出てきて、子ども心に
「殺して辻褄合わせるためのエピソードだな」と悟った次第です

※ずっと再登場だと思ってたんですが調べてみたら同姓同名の別人扱いらしい
 しかも赤井秀一と恋仲だったことになってるらしい
 死体蹴りレベルのすさまじい後付け設定…

要は無闇に原作いじることへの不信感で、この感覚はずっとある
とはいえどうしても手を入れなきゃならん局面があります

それはアニメが原作に追いついてしまったとき

アニメのクオリティだけ考えれば完結してから全体を見て作るのがベターでしょうが、
商業的には連載中の人気と勢いのあるときに作りたい。実際そうなる

フリーザ戦が恐ろしく長丁場だった裏にそんな事情があったと知るのは
ずいぶん後になってからで
一方ワンピのキャラ別過去エピソードは知った上で感心しながら見てました
まあこのへんは放送枠が強固なレアケースで、
たいていはオリジナルの結末を用意するか
「俺たちの戦いはこれからだ!」的に終わるかですね

ただ昨今は2期3期と間をあけて作るスタイルが普及してますから、
追いかける→休む→追いかける→休む、の
原作尾行型アニメ化方式で解決できるんじゃないかな
(途中で売れなくなったら止めたりOVAに縮小したりしてもいいし)

ちなみにフルバのアニメもそんな原作序盤で終わった作品の1つだったんですが、
新シリーズ開始にともなってか
完結後ずいぶん経ってまた最初からアニメ化するという珍しいコースを辿ってます

正直前のアニメの出来が非常によかったからもういじらない方がよかったような
そもそも原作からもうそっとしとけっていう、
新シリーズ自体過去の栄光の二番煎じ感があってせつないわ
実時間も経ったしってのはわかるけど、
せめて同時代のスピンオフにいってほしかったかなあ。

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