読み切りとかの感想でよく
「嫌な奴が報いを受けないままですっきりしない」的なのを見かける
そりゃ嫌な奴にはバチが当たる方がいいし
昔話からの相場ではある
ただそういうことじゃなくてさ
そもそもその悪役、出てくる意味ある?とよく思う訳よ
ちょっと盛り上がり作りたいという作者の私情につき合わされて
嫌な気分になりたくないんだよな
こっちは娯楽の時間なんだから
小説で多いかな
タイトルやタグに“ざまあ”が入ってるやつ
それを売りにしてるってことは
「嫌な思いして、元凶をやっつけてすっきりしたい」というニーズがあるんだろう
その感覚がわからん
ゼロに回復する喜びのためにわざわざマイナス気分になりたくない
半沢直樹だってあれだけ倍返しだ倍返しだ言ってたけど
全然倍返してないじゃんね
結局不正を暴露して当然の裁きを受けさせた(プラマイゼロに戻した)だけ
「右の頬を殴られたら右の頬を殴り返し、ついでに左の頬も殴る!」
倍返しってそういうことじゃないの
個人的に嫌がらせしてくる輩が身近にいなかったから(鈍感なだけかも)
露骨・陰湿な悪役にリアリティを感じないってのもあるか
世の人は知人の嫌な奴をキャラに投影して見るのかな
まあリアリティがあろうとなかろうと
意義やテーマ性、まともな描写等があればいい
別に悪人が出てくる話を一切見たくない訳じゃない
描き方によってむしろ作品の魅力にさえなり得る
ただ軽い気持ちで
たかだかストレス発散イベントのために不快にさせないでくれと言いたいのだ。

