階段と道路、それぞれループする閉鎖空間に閉じ込められた人たちの生活
やたら受賞とか高評価アピールしてて
娯楽の少ない閉鎖社会で公開されたんじゃないかとか失礼なことを考えてしまう
まあ絶賛と言われると大いに疑問だけど
普通に考察・寓話系作品として見れば一定の魅力はある
※ネタバレします
結論から言うとこれ
我々のイメージするループものと違うんだな
そこ分類間違うと見方もブレるかもしれない
具体的には空間が環状風になってるだけで時間は進み続ける
つまり着実に年をとる
食料ほか使ったものが自動的に補充される周期が一定なら
多少のループ感は出る
ただし増える一方で消費したものが消滅しない歪な“系”ではある
思うに
人間のエネルギー生成を鼠が回す滑車に見立てたいという前提があって
強引にループ風味をねじ込んだんだな
だってこの世界の肝は精神性ゆえの閉鎖性であって
別にループ要素がなくてもまったく問題なく成立するんだもん
物質世界じゃないから、の理由で
各種矛盾への指摘は言い逃れられる
とはいえさすがに精神の存在が自身と世界のあり方すべてを悟って説明しちゃうのは
ご都合すぎるというか、シンプルに美しくない
肉体を持つ本人と互いに認識・意思疎通できないってことは
限りなく他人同士でもある訳で
とまれ一見の価値アリです
せっかく広大な自然があって無人なのもわかってるのに
わざわざ狭い車でナニする感覚は謎だわw

