申告敬遠の波

雑記

何日もアウトプットする気力がない状態からやっと戻りつつあります
インプットができるならよし、と割り切って
気持ちの波を適度に捌いていきたいですね

で表題の件
ボール4球投げずに口頭で済ませる制度ですよ
メジャーから日本プロ野球に来たのかな
気づいたら高校野球でも実施されてたので、ちょっと掘ります

導入にあたってしばしば取り上げられたのが
新庄やクロマティなどの敬遠球打ちで
確かに盛り上がるハプニングではあるのですが
あんなの10年に1回あるかってレベルなので
ルール設計の判断材料としては弱すぎます

それでもメジャーは合理がいき過ぎというか、流れや機微に鈍感な節がありまして
実際に球場で体感しないとピンとこないかもですが
わずか4球の間にも、数万の観客の作る空気の盛り上がりがあるんです

逃げの敬遠ならヤジやブーイング寄り、
塁を埋める敬遠なら緊張感の高まりを演出してくれます
微々たる時間短縮で切り捨てていいような時間じゃないんですよ
現場を知らない(もしくは忘れた)老人たちの決めたくだらない制度なんじゃないですか

一方で
高校野球の場合、応援が上品で敬遠独自の反応が出にくく
またピッチャーの球数を少しでも減らすことの意義が大きいため
むしろ導入するメリットがでかいと言えます

「何のためにやるのか」としっかり向き合えば
おのずとケースバイケースの対応になるというお話ですね

まあそもそも高校野球って敬遠する場面少ないんだけども。

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