『在日コリアンの歴史』

在日コリアンに向けて日本語で書かれた歴史の教科書ってとこですね
なかなか忍耐力を要します

それでも読み切ったのは馴染みのない視点にふれるためと
素朴な疑問に対する答えが得られる可能性を最後まで追うためです
まあ結論として得るものはなかったかな

まず史実の判断に関して言えるのは

・史料によること
・当時の価値観ではかること

の2点だけです
でないと水掛け論になります
「証拠は隠滅された」が通ると過去の罪なんて創作し放題ですよ
大がかりであるほど証拠は残ります
なぜユダヤ人の虐殺やライダイハンが隠滅されてないか想像してほしいものです

それにしても
歴史が乏しいことが恥ずかしいなら今が立派になるよう頑張ればいいのに
捏造してまで過去を誇大化することに何の意味があるのでしょう
たとえば朝鮮の独立運動が世界の潮流の最先端だなどと教科書に載ってる国があれば
ぜひ教えていただきたいです

で1番の肝、在日コリアン誕生の由来ですよ
日本で差別・迫害されてきたとつらつら述べてきて
まあ実際差別がなかったとは思いませんが
なんで戦後になってもそんな嫌な国から帰らなかったのか結局はっきりしない
朝鮮戦争の頃不安定だったったってその後いくらでも時間あったでしょ
いくらしばらく離れてたからって
嫌いで、生きることも苦しく、社会から拒絶してくるっていう日本よりは
100倍マシなのでは

解せない…

なんで日本人になるのは嫌で、日本人の権利はほしいって考えの身勝手さに
気づかないかなあ
そりゃこれだけ朝鮮を愛し日本を憎んでる人たちに権限なんてやれる訳ないだろ
論理とか公正って概念はないのか
悪態つきながらちゃっかりしっかり親に保護されてる
反抗期の中坊でも見るような気分ですよ

日韓を韓日と表現するのは慶早戦(慶応ではそう言うとか)的でまだわかるけど
日中・日露までわざわざ中日・露日って言い換える執拗さには結構引きました
そこまで下げないと気が済みませんか

そのへんの正当性説明してくれる人がいたらぜひご教示願いたいですね
まあ『反日種族主義』が売れてるってのは
なんか辻褄あわないなとか、違和感ある人もそれなりいるってことなんかな。

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