『逃げるは恥だが役に立つ』延長戦

マンガ

ドラマで広がった読者の要望や出版社の思惑からか
完結の後ちょっとつづきが出てました
本編の家事サービスは終わって出産をめぐるいろいろを中心に
愛や家族の形などあれこれ社会問題を切り取ってます
絵柄のシンプルさに対して作家的な調査に手間かけてるようですね

各種問題の実例だけでなく
本音をうまく共有することで多少なりとも人間関係を円滑にできればという
メッセージも見えます

このシステム的に解消しようって姿勢がみくり・作者とも男性的な印象で
男目線こういう人とはスムーズにやっていけそうだなあと思うw
一方女性にはどう響くか気になるところです

また男女問わず実際に本音出してくのは難しいでしょうが
いい環境作れれば多少は言いやすくなるのかな(ゲイの包容力とかで)
※なお私はたぶん言えと言われれば遠慮なくズカズカ言える性質です

特に目に留まったのが
「男性は弱音・悩みを見せるのはみっともないと思いやすい」
「共感してもらうって大事なんだけどね」
ってやりとり(意訳)

そうじゃないんだわ、みっともないとかの話ではなく
相談してちょっと気が休まっても根本的には解決しないから
その時間と労力をストレスの原因解消にあてた方がいいって考えなの

まあ私はわりと一般的なタイプから外れてますが
女性は共感を、男性は問題解決を重視するって一般論がありますし
それほど的外れでもないかと

…産休育休に関してはコミュニケーション以前に雇用制度の弊害がありますね

あとドラマヒットはしたけどこれガッキーの役じゃないよな
もちろん美男美女が役者をやるなと言うつもりはないです、
ただちゃんと美男美女の役を振ってくれ
話のニュアンス根こそぎ変わっちゃうからさ

ホタルノヒカリの藤木直人からShall We Dance?のリチャード・ギアまで
もう枚挙に暇がない
頭が悪くてもインテリの演技はできます、見えない部分だから
でも顔面偏差値は演技でどうこうできません!

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