俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第256回のお題は美容院
ライラック四十路男の初美容院
四春
比較的俳句らしい形だがなんか見覚えあると思って確認したら
初美容院の句が3回目だったので変更をお願いした
まあ2回目で気づかなかった私も悪いし
同じお題を3回(以上)出す番組側にも問題あるかもw
新しい句がこちら
春時雨髪結い行かぬ明治女
わかるようでわからない
説明によると母についての記憶らしい
この表現では無理だな
明治女だけだと明治時代の話に見えるし母であることもわからない
あと美容院を髪結いに言い換えたらダメだよ(やはり明治時代に見える)
たとえば学校を寺子屋に言い換えたら本当に寺子屋の句になっちゃうじゃん
美容院行かざりし母春時雨
一方で内容としては実体験のリアリティと趣があり
季語の取り合わせもつかず離れずで適切だと思います
表現のマイナスと相殺して凡人査定かな。