『TVメディアの興亡』

テレビの本格的なデジタル化・多チャンネル化前に書かれた本
過去の史料の性質が強いが、デジタル放送を理解してない多くの人には今も学びがある

アメリカの覇権争いに関してはかなり他人事
ただ大きな流れは日本にもやってくるものであり
技術の進歩の点だけでなくときに政治も絡んだ攻防があるんだなと確認できる

辛坊治郎の本としてはあまりポップじゃない、小難しい印象だなあと思ったら
元々論文用に書いたものらしい
なるほど専門書寄りな訳だ

ガラケーに深入りしてスマホに出遅れたように
テレビの分野でも日本は上手く立ち回れなかったんですね…

時代、特に技術は目まぐるしく動いてくものなので
今上手くいってることでも胡坐かいてちゃいけないなと。

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