学生時代の宿題の読書感想文が好きだった人はあんまりいないと思う
私もだるかった・たいしたこと書けなかった記憶しかない
それが今は好き好んでブログに感想文上げてるなーと考えてみると
大きな違いの1つは分量の指定がないこと
語りたいものはじっくり掘る、そうでもないものはサクッと終わらせる
やりたくないことはやらなくていいんだから当然苦にならないと
ただ面白さとレビューの分量は必ずしも比例しなくて
満足だけど言いたいことはない、イマイチだけど言いたいことは多い等よくある
見どころがあって惜しい点もある作品のコメントは長くなりがちな気がしますね
で何を書くかというとだいたい、
本のメッセージや目立つ要素があって自分の価値観・持論に照らして
そういう視点があるのかとかそれはどうなのとかその通りだよねといった話を並べて
膨らませる訳ですよ
ちなみに子どもはどんな読書感想文を書くんだろうと覗いてみると
わりと印象は近くて
持論の代わりに個人的なエピソードに繋げる形が多いかな
そりゃ小中学生で思想のストックある奴なんてそういない訳で
つまり強めのエピソード持ってないと書きにくいって話でもある
そこであらためて問いたい、本当に読書感想文は要るか
課題としてやらせるだけの意味はあるのか
なくすだけでいいのか、対案はあるのか問われそうだなと事前に考えてみたんですが
シンプルに要約をやればいいんじゃないでしょうか
読んだことのない人に伝えるための客観的な視点、
読解して要点を読み取る、適切な言葉で表現する等一通りの訓練になる
十分な効果でしょう
また課題図書という観点でも
感想文に適した本は選びにくい・押しつけがましくなる一方
要約に適した本なら主観に左右されにくいじゃないですか
勝手な想像だけども
ブラック校則同様、根拠もなく惰性で続けてるようなものにはメスを入れた方がいい
…いや指導要領で決まってたりするのかな?