俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第213回のお題はたい焼き
鯛なればこその鯛焼き息白し
四春
どうやら起源とか由来の話で
もちろん俳句としてダメってことはないが難しい(ジャッジが)
とりあえず修正指令
“たい焼きと息白しで季重なり
どっちか削ろう”
なかば思考停止しつつ第二稿に託す
鯛なればこその鯛焼き三等分
息白しが残ってほしかった~と思ったけど
そりゃお題の方が残るに決まっている
しかしあらためて見ると
立派そうな御託からみみっちい三等分という落差は面白いし
立派だからこそ分けても十分めでたいと解釈することもできる
まず三等分という特殊で面倒くさい状況が描写する価値十分だよな…
ってことでニュアンスはこのままでよさそう
鯛の名を冠すたい焼きを三等分
表現を簡潔に
あと泥臭さに合わせて口語にして中七を崩してみました(これは蛇足かも)
大逆転の凡人プラス査定です。