『げんしけん』

マンガ

漫研系サークルの大学生たちの活動記録
今ほどオタクが市民権を得てない時代ってのを加味すると
史料的価値も生まれてくるか

見た目も動きもごちゃごちゃしてるんだけど
それがサークルの雰囲気と合ってるのね

何よりキャラの息遣いがものっそいリアルで
時間・空間をどっぷり共有できる
現実にありそうって意味とは別なんだな
キャラや人間関係、その世界をしっかり描ければリアルはついてくる
それを実感できる名作です
主人公も埋もれず出すぎずちょうどいい塩梅

非オタのメンバーがいたり
そもそも漫研じゃなかったり
劇中作品(くじアン)への言及がやたら厚かったり
たっぷり奥行を感じられます。

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