『カイジ』追いついた

マンガ

和也との死闘を終え24億脱出編へ
ここまでの個々のギャンブルからシンプルな追う・逃げるの攻防戦に突入
回想したり親登場したり人情味あふれる人たちとの交流は
ギャグベースのスピンオフ黒沢等他作品のテイストが強く
何も本編でやらなくてもとの声が出そうですが
これはこれでちゃんと面白いし頭脳的駆け引きも豊富にある
(ただし例によって展開は遅め)

そもそも賭博が違法なので警察にも気づかれないように
かさばる大金をコンパクト化しつつ逃げる
帝愛側はカイジたちを24億強奪犯として債務者も動員、
ワン・ポーカー分踏み倒すでも20億のはずがしれっと上乗せするあたりセコいがw
説明が面倒くさくなるからってのもあるのか

ただ和也には「真剣勝負じゃなかったのかよ」というガッカリ感はありつつも
負け反故にして(命守ってくれた相手から)賭け金取り上げるほどクズではないと思いたい
意識戻って状況把握したら何かしら行動してくれるんじゃないかな
でないと(チャン・マリオと違って)カイジは母国捨てなきゃならん
波照間島にも支社あるくらいだもんな帝愛ネットワーク

しかし沼の遠藤たちの勝ち許せるならこっちもいいじゃないかと思わんでもない
黒服立ち会いなし&和也寝たままのせいでワン・ポーカーの結果知らないまま
とりあえず動いてるって線も一応ある…?

あと闇堕ちした光山のポジションはなんだかアーサー・リンチ感がある
しかしこっちは社会的信用失墜してないし金も掴んでて生活に困らんだろうから
ただの妬みというか、より純粋なクズに近いわね。

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