『受験必要論』

林先生おもしろいよねー

受験ってものを合理的に前向きにわかりやすく面白く語ってくれる本です
ざっくり言うと若者が何かに一生懸命取り組むことは有意義で
専門職にいかない大半の人は受験をやるのがいいよって話

学力に価値を置きすぎるなって部分は順当ですが
もっと専門職の大学作れ、はどうかな
大学であろうとなかろうと需要があれば市場は動くよね
まあ補助金とか規制とかの条件を一般の大学と対等にって話なら同意だけど

興味深いのは同じ合理思考の厚切りジェイソンが
日本の教育もネガティブに見てることとの対比
一見相反するようですが
ジェイソンは現行制度がよろしくないと言い
林先生は意識的に取り組めば現行制度は有効利用できると言う
実は考え方は遠くないんだな
だからこそ帯に推薦文も書けるって訳ですよ

にしてもクレバーな人はたぶんいっぱいいるのに
なんでこんな世の中はグズグズしてるんでしょうね
ホントめんどくさいこと。

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