俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
(力を合わせてより良い句を作る趣旨ってことでひとつ)
第177回のお題はフードコート
あらざりし昭和の御代にフードコート
四春
さあどうしたものか
ただなかっただけの話で特に天皇陛下は関係ないとのこと
(天皇誕生日に引っ張られたものと思われる)
修正指令は
“あらざりしは不自然、｢なし｣か｢なかりけり｣に置き換え
御代は不要
季語を入れる”
日本語は主語にnoつける文法ないですから
存在しない○○、という虚数のようなパラレルワールドのような謎の概念になっちゃいます
一般論レベルの話、
誤った英語と同じくらいの注意を誤った古語に向けていいと思うのよね
背伸びして転ぶくらいなら現代語でいきゃいいじゃんっていう
あと季語は大前提ですよ
修正稿がこちら
客三組にコロナの春のフードコート
総替えじゃん！って言いたいとこですが残すべき内容もないか
何度も言うように無いもの・否定文は基本メインにならんのよ
そんなに中身がなくても意味が通るだけ一応改善したとは言えるかな…
まずコロナが完全に理由説明なので野暮
客三組も具体的に数えたとかその数字が大事って訳じゃないでしょ
(ついでに｢に｣も字余りかつ描写過剰)
春淡しフードコートは閑散と
つまり｢すいてる｣で済みます
あとはお好みの季語と合わせて
原形に近くしましたが時候の季語はコロナ禍の七五にやや近すぎるしたぶん具象がベター
査定は凡人マイナスです。
