勝手にプレバトvol.32

勝手にプレバト

俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第32回のお題は梅雨の花屋さん

 梅雨の朝店頭飾る赤い花
                 四春

意味はちゃんと伝わる
梅雨のくすんだ色に映える赤の対比は良し
ただそれ以上のものはないなあ
花屋さんに赤い花があるよ、だけじゃ寂しい。凡人です

ひもときます
・まず朝にする意味が弱い
・店に花があれば「飾る」を言う必要はない
・「赤い花」より種類特定した方が印象強まる

 曇天の花屋の軒の薔薇の

「の」を重ねてリズム作りつつフォーカスし、最後に色で映えさす
梅雨は季重なりのため置き換え

さて、順当に俳句的に処理しましたが考えてみると基本おっさんは花に詳しくないため
あえて何の花かわからないままの方が実感がこもるという切り口もアリかと思いました

 店先に名も知らぬ花赤き梅雨

花屋に花だと何の変哲もなさすぎるので解釈の幅を加えつつ
梅雨を最後にもってくるちょっとトリッキーなスタイルで

基本隙間の時間で俳句のこと考えてます
今週分は献血中に作りました。

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