俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第28回のお題は学校の蛇口
夏薄暮ノックを終えて水飲み場
四春
伝わる表現だと平凡になり、攻めた内容だと表現しきれない
そんなサイクルを感じる…
いいところは趣とストーリーがあって、ちゃんと伝わるところ
気になるのは季語と説明的な中七と印象の薄さ
って具合の凡人査定です
まず季語、春薄暮って季語ならあるものの
造語みたいな形にしてまで夏+薄暮はどうだろ
でノックを終えてってがっつり説明するより
ノックを終えた選手の今を描写する方がいきいきするかな
夏の夕うめく球児の水飲み場
味のある、かつ読んでわかる作品を期待してます～
追記
すっかりノーマークだった作者コメ見たら
｢水飲み場に駆け込む～ほほえましい｣ですって
それならうめくは跳ねるとか明るいワードに、
でも駆けるは入れるとこないからスルーで
