警察を翻弄する謎の美女による連続殺人サスペンス
随所にミステリアスな空気を醸しつつどうにも不完全燃焼
煮え切らぬ
とりあえず警察がポンコツでイライラするのよｗ
まあ実際そういう人だっているでしょうが
犯人の能力が高いということもなく人物描写的にも物足りない
作者の描きたかったものが何かハッキリしない
初動捜査を担当する組織・警察内カップル・警察一家等の設定がほぼ死んでる、
人一倍の正義感という印象もなく彼女に固執する理由が腑に落ちない…
そもそも難事件&謎解明型の話じゃないんだから
序盤から犯人視点を心の声含めバンバン描いた方がよかったと思う
人格形成に加えて思考の流れしっかり見せれば厚みが出て
作品の軸になったんじゃないかと
結局整形前の顔や名前を出さずに終わったことが
思わせぶりに終始した本作を象徴してると言えそうです。
