甲斐谷忍はごりごりの理系。きょうび理系っぽい人が原作だけやるケースはよく見ますが、
この方は絵も描きます(ソムリエに至っては絵だけ)
で絵柄も理系っぽい
この世にあまた野球マンガのある中で頂点を決めるならこれ(次点でグラゼニ)
初見はたまたま見たビジネスジャンプで球団存続の危機の回、
要は野球マンガの野球しない回だったんですが、これは只者じゃなさそうだと思って
チェックしてみたらやっぱり当たりだったあれで、やっぱり当たりましたね
頭脳戦ものの多くが専用のフィールドで勝負するのに対して、
野球という既存のゲームを舞台に展開する本作はその点で格が上
(タネのあるグッズを使うマジックより
そのへんのコインやトランプを使うマジックの方がかっこいいでしょ)
それにしても極悪人の洪や逮捕歴のある秋山より明らかにガラの悪い渡久地・・
中断してる太平天国演義も隠れた傑作なので、
再開を求める声を地道に高めていきたいですね
ライアーゲームはゲームが複雑めでちょっとノれなかった
オチもなんか違和感・・
最初からこのラストのつもりで描いてたのって感じです(結局最後まで見た)
頭脳戦しつつナオの正直さが要所で生きてて、
ただのアキヤマ観察者になってないのはナイス
でドラマ化されたけどナオの人選(戸田恵梨香)もニューハーフじゃないフクナガもげんなり。
