勝手にプレバトvol.24

勝手にプレバト

俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第24回のお題は自動ドア

 春日傘立てど開かずのドアに女
                 四春

事前情報がないと自動ドアに見えない上語呂が悪いな…
季語も生きてない風、これは才能ナシです
とりあえず意味が伝わるように整理

 春日傘女は軽くドア開かず

そしてにじみ出るそれがどうした感
さっさと作者コメントを見ます

「低体重のため自動ドアが開かないと自慢気に語る女優がいた」
な~に~?やっちまったなあ!という合いの手が聞こえてきそうですね
春日傘は鼻持ちならなさを象徴するアイテムでしょうか
ストーリーはあるけど川柳寄りかな?

とまれ情報が入りきらない上伝聞では印象が弱い
情景に絞るならさっきの形
核心に絞るなら、

 の風女優は軽さ自慢する

一般論ぽくないように女→女優に具体化
傘が軽いと誤解のないように軽快な季語に変更した結果
読み手に解釈投げるタイプの句になってしまった

ちなみに自動ドアって重さ感知式なのは一部の古いタイプだけで
それも人間の重さならまず開くため、ただの感知不良かと思われます。

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