俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第196回のお題はアイス売り場
エコなりし紙箱バニラ木の匙と
四春
英語と古語並ぶのは違和感あるなあ
エコであるってのは説明だし言わずに伝えたい部分だけど
ここは他に言いようがないか
ただ内容がアイスだけで淡白なのね
一般の俳句が思い出の瞬間を切り取った記念写真とするなら
これは図鑑の見本写真です
修正指令
“情報が薄い
エコか木の匙削ってアイス以外のものも入れよう”
しかし第二稿、より図鑑化が進んでしまった
霜付きの紙箱バニラ木の匙で
一物仕立てっていうのかな
一つの内容だけじゃダメってルールはないけどまあ素人の手には余るよね
査定は凡人マイナス
この句だと商品の懐かしさが軸で
要素に特段真新しさはない(霜は前にも詠んだ)
そして考えてみるとアイスの箱は今でも紙だ
宿題の合間バニラを木の匙で
ベタに情景を広げるとこんな感じ
昭和っぽいものと合わせるのももちろんアリです。