おなじみ三浦瑠麗が時事から普遍的なテーマまで語る
歴史の流れという縦軸と諸外国の動きという横軸が豊かで上質、
ただこの手のジャンルにしてはなんとも格調高くて文学的
読みにくくはないが頭には入りにくいｗ
状況の分析が中心でデータや改善への提案は弱め
まあそれは政治家じゃないし本としてまずくはないものの
入門と冠するのは無理がある
一般人を高く評価しすぎてるのか
世の中の様々な事実や出来事を知ってる前提で解釈の話が続き
全然解説はしてくれません
下々の者は頑張って食いついていきましょう
もう1つ特徴は現実と折り合いがちであること(抽象的な部分も多い)
官僚ならこんな感じでも政治家の場合もう少し信念を示してほしいかな
そしてこの地に足のついたスタンスがふわっとした文体と合ってない…
ちゃんとした内容だけに伝わりにくくなるのはもったいないわ
なお政治的な立ち位置はどこにも与さず各方面に評価・批判してくスタイルです
前にAmazonか何かのCM出たときネットがちょっと荒れた覚えあるんですが
どっち側からの火だ？両方か？
