俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第11回のお題は冬のバス停
右半身凩浴びぬバスよ来い
四春
普通のことを言い方遊んでみた句ですね
バス待ってて、右から凩(こがらし)、
とくれば浴びぬは言わなくてもわかるので削って3音(「ぬ」で完了しない方がいいし)
ついでに三段切れ回避して
右半身に凩強しバスよ来い
韻踏んでみるとか
題材が弱くて伸びしろが少ないものの
ちゃんと伝わるし工夫もあって、いい線の凡人です
ただこれ、寒さに震えてるのかと思いきや
「日常の極寒に耐える男の力強さ」とのこと
うーん力強さは出てないと思う…バスよ来いのせいで
それならもっといじってたとえば
バスを待つ我凩を身にまとい
こうするとちょっと強そうになるのでは。