『そこに僕はいた』

辻仁成の自伝的エッセイ集
テイストが原田宗典を彷彿とさせる…年も近いな

なんでしょうね
誰もがよく見てみると聞きがいのあるエピソードをもってて
作家はそれを最大限表現できるってことか
あるいはもともとエピソードの充実した奴が作家なり著名人になるのか

要は実話なのにフィクションに劣らぬ面白さです
出会ってきた人たちが著者を構成してると思うと
自分の人生も振り返ってサルベージしてみたくなります

時代の空気を感じられるのもナイス
今の子どもたちはこんなに生き生きできてるだろうか…

ちなみに鹿児島からの転校生のあだ名がゴワスで
そんなミリしらみたいなふざけた話があるんだなと。

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