これは久々のヒット
うっかりラジオDJにスカウトされたカレー屋カリスマ店員(自称)ミナレの奮闘記です
テレビも終わったとか言われるご時世に好んでラジオやってる、
1クセ2クセキャラ立ちした人たちの中を突き抜けていくミナレのしゃべりは圧巻、
このセンスは業界トップレベルですよ
セリフ起こしただけでしっかり面白い、北海道のご当地カラーも相まって
ドラマ化の相性よさそうな作品です(ファーストサマーウイカあたりでどうでしょう)
先にサンライズがアニメにするみたいですね
一般に豊かな個性って何かなって考えたときに、
誰しも多かれ少なかれもってると思うんですよ
現実でもフィクションでも
ただそれがすぐには見えてこない、
見えてくるための方法として手っ取り早いのはいっぱいしゃべらせることで、
銀英伝や星界シリーズなどセリフでキャラ像が鮮明になってるななんて再認識しますね
そんなミナレはいわゆる｢黙ってればキレイ｣な女なんですが、
正直これはフィクションの世界だけの現象だと思っているｗ
現実にはいくらおしゃべりでも美人であることが勝つでしょ。まあほっとかれることはない
むしろ美人でおとなしいより活きが良過ぎるくらいの方がニーズあんじゃない？
3日で飽きるっていうなら飽きない面白い奴を捕まえればいいんです
美しい…かは知らないが面白い人を選んだという点で森渉は圧倒的に正しい
とにかくこの｢私に色仕掛けするなら美少年より力士連れてこい｣なんていう
パンチのあるヒロインを満喫しましょう
ちなみに作者の沙村広明って美大出身だそうで、セリフ回しの魅力に目が行き過ぎてたけど
そういやなんとなく冬目景思い出す画風だなー
とか思ったらがっつり学校の先輩後輩で接点あったらしい。いや関係あるかは知らんけど。
