『アニソンで振り返る平成』

田:問題。令和の前の時代といえば何でしょう
中:平成
田:愚問
中:あなたが出したんだけど
田:もうさ、猫も杓子も平成振り返りすぎでしょ。とっくに飽きたよっ
 でもうちでも1本くらいやっとこうと思う
中:みんなそう思った結果がこれなんじゃない
 でもまあちょっとアニソンで振り返ってみようか
田:誰かしらやってそうではあるが
中:じゃタイトルに平成の入ってるアニメ
田:狭い狭い
中:・・には限らず、ほどよい感じで20年を追ってくよ
田:ん?
中:まずは平成元年、新時代を華々しく飾ったのは
 ドラゴンボールZの『なんちゃらかんちゃら』
田:『CHA-LA HEAD-CHA-LA』だ
中:それと魔女の宅急便の『やさしさに包まれちゃらら』
田:CHA-LAに引っ張られてる
中:てな感じでよろしくー
田:はいよ
中:続く平成2年はちびまる子ちゃんイヤー、『おどるポンポコリン』は文化だ
田:あれ最初はエンディングだったのよね
中:オープニングは『ゆめいっぱい』
 みんな「夢みることなら飴いっぱい」と空耳したやつ
田:なお嫁もいっぱいになります
中:昨今わりと丸くなってますが昔のまる子はまあまあうざい
田:富山敬出てるからよしとしましょう
中:翌平成3年少年アシベ
 ゴマちゃんが注目集めつつもブレイクまでは至らなかったか
田:元々やや大人向けで
中:歌もそんな知名度ないですが『まかせて!チン・トン・シャン』は
 小島よしおのネタ元になったそうで
田:テイストはまったく別物だけども
中:そんなの関係ねえ!
田:はいありがとうございます
中:機動戦士ガンダムF91の『ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~』もありました
田:あー森口博子は、Zのだけじゃ弱かったのを
 これと合わせ技一本でいいポジションに入った
中:昔買った土地が気づいたらかなり値上がりしてた、
 そんな気分なんじゃないでしょうか
田:たとえが下世話
中:平成4年、美少女戦士セーラームーンの『ムーンライト伝説』は避けて通れない
田:ちょっと変わった構成、
 肝心の作曲者まわりが不可解なことになってます、詳細はウィキまたはブログで
中:ゴメンね地上波じゃなくて
田:ここもウェブだぞ
中:キテレツ大百科の『お料理行進曲』もこの年
田:キテレツね、ドラえもんと比べると原作ずいぶん小さいわりに
 アニメも歌も存在感放ってると思います
中:王者Calbeeに対する湖池屋くらい頑張ってますね
田:なんだろ全然違うとも言えない
中:キテレツの歌は全般にこう・・楽しいのよ
田:ざっくりした感想どうも
中:平成5年はクレヨンしんちゃんの『オラはにんきもの』が有名です
田:歴代いろいろ歌ある中特に代表するのはこれって感じ
中:こち亀で言うと『葛飾ラプソディー』の位置かな
田:あー後で出てくるから言わないでほしかったかも
中:あと忍たま乱太郎で擦りまくってる『勇気100%』はこの年リリース
田:ジャニーズ課題曲だ
中:もし二世が生まれたらニンタママンタロウに
田:どちらかというとキン肉マンのシステム
中:さらにスラダン行きたいとこですが尺的に割愛します
田:世知辛い!
中:平成6年、皆大好き『Wind Climbing~風にあそばれて~』を擁するは魔法陣ゲルググ
田:ジオンのモビルスーツが召喚されました
中:あれリゲルグだっけ
田:遠くなったよ
中:で魔法騎士レイアースからは『羽生ゆずれない願い』
田:ものまねの人はお帰りください
中:滑っちゃった、スケートだけに
田:寒い寒い
中:レアアースって字面見ると稀に思い出す
田:話題はもう掘り尽くしたようです
中:平成7年、新世紀エヴァンゲリオン襲来
田:アニソンの王者『残酷な天使のテーゼ』
中:おめでとう、おめでとう
田:エヴァ来るとそれで適当にあしらう節があるよな
中:ごめんなさい、正直内容が不可解でどう扱えばいいかわからないの
田:やりませんよ?
中:変わり種で耳をすませばの『カントリー・ロード』も
 原曲はもっと昔だけどなじみの日本語詞はこの年
田:ラグビーワールドカップの替え歌で再びよく耳にしました
中:あれ試合がよかっただけで替え歌自体はそんなでもなかったよね
田:あえて言う必要ある?
中:ってかアニソン自体曲はそれなりでも本編人気で名曲扱いされることが
田:逆に曲のおかげで本編が名作に見えるケースもあるから持ちつ持たれつなんじゃない
中:福山芳樹が歌うとだいたいいい曲に聴こえる的な?
 平成8年いこか、るろうに剣心初代オープニングの・・『しみ』
田:『そばかす』
中:剣心って曲はいいけどあんまり本編と雰囲気合ってないイメージなんだなあ
田:作品意識してないただのタイアップ曲ってアニソンとしてどうなのって
 議論はありますね
 ミュージシャンとの力関係だったり
中:難しいことは置いて地獄先生ぬ~べ~の『バリバリ最強No.1』でも
田:すごい奴きた、曲名のDQN感がすごい
 でも小さいことは豪快に吹き飛ばすパワフルさがある
中:まさにアニメ界の全裸監督
田:・・
 共通項「お待たせ」だけ
中:平成9年は絞れないからバーッとダイジェスト
 エヴァ『魂のルフラン』、コナン『謎』、『もののけ姫』、
 こち亀『葛飾ラプソディー』、るろ剣『1/2』『1/3』、
 ガオガイガー『勇者王誕生!』、『めざせポケモンマスター』
田:渋滞してる
 これ『葛飾ラプソディー』さっきでよかったわ、ごめん
中:『謎』も同じ枠で、コナンを代表してると言っていいでしょう
田:異論は認めます
中:結局一番謎めいてたのは小松未歩自身だったかもしれない
田:検索窓に「小松未歩」入れると関連キーワードで「実在」が出てきます
 笑った
中:さて節目の平成10年、
 ほぼ歌詞ないけどカウボーイ・ビバップの『Tank!』の存在はでかい
田:『花は咲く』以前は菅野よう子をパンピーに説明する曲はこれだった
中:ビバップ自体オサレアニメですよね
 この機会に言うと、
 山寺宏一を紹介するとき「エヴァの加持リョウジ役」って言うのおかしくない?
 端役じゃん!
田:あー能力と知名度のわりに代表作挙げにくいのか
中:正直「アンパンマンのチーズ役」ですら違和感がある
 犬畜生じゃん!
田:ほぼ差別用語
中:やまちゃんって言うと南海キャンディーズ感が出るし
田:それはもう別件です
中:で次点が悩む、新機動戦記ガンダムWの『LAST IMPRESSION』かな
田:高山みなみ作曲はすごいですねTWO-MIX
中:ちょっと曲調偏ってますがこれ作ったんだから威張っていい
田:偉そう!
中:しかしガンダムWはスパロボF(初登場作)の優遇されてた中で
 五飛だけなぜか印象薄いんだよなー
田:ごひ!
中:初代の『JUST COMMUNICATION』の方が認知度高いか
田:セールス的には『RHYTHM EMOTION』みたい
中:ちょっと前後したぞ
 このへんでいったんインターミッションです
田:いやー尽きないねアニソンの話は
中:あくまでメジャーっぽい曲基準てことで
 ただの好きな曲だとエンドレステープだわ
田:昭和もスルーできない
中:アニメじゃないっていうアニソンは言いたかった
 向こうチームなのよね
田:VとかGガンなら拾えたけども
中:ガンダム好き以外への普及度考えてほどほどにしといたよ
田:『FLYING IN THE SKY』は高音で叫ぶのがきつい、『勇者王誕生!』なんかも
中:キー的にも昭和が優しいかな
 ルパン三世とか珍しくエグいけどヴォーカル後付けだし
田:んじゃぼちぼちいきますか
中:えー平成11年から
 後半1本目はご存じデジモンアドベンチャーの『Butter-Fly』
田:不死蝶!
中:そこは断然『brave heart』だろう、とボヤきつつ私情を抑えてこっちだ
 業界トップクラスだもの
田:デジモンってポケモンの規模には遠く及ばないけど歌では善戦してますよね
中:Calbeeに対する湖池屋くらい頑張ってると思います
田:デジャヴ
中:おジャ魔女ドラミの『おジャ魔女カーニバル!!』と
 ワンピースの『ウィーアー!』も共にこの年
田:初代の枠は強い説
 未来のロボットいたよ
中:続いて平成12年、とっとこハム太郎の『ハム太郎とっとこうた』なのだ
田:曲名のやっつけ感がすごい
中:ざっと見とっとこの意味はわかんなかったわ
 ただ原作ではハム太郎っていっぱいいるらしい
田:なにそれこわい
 (綾波方式?)
中:実験動物の名前なんていちいち区別してられるかってことかも
田:モルモットじゃないです
 子どもに見せたくない
中:また国歌ことAIRの『鳥の詩』の初出はこの年のゲーム
田:ゲーソンはまあアニソンに括っていいわね
中:行ったり来たりのハードルが低いし
田:アニメのゲーム化は地雷多いイメージあったけど
 今は昔でしょうか
中:しんみりすんなし
 コンボイの謎でもやってろ
田:せめて平成の作品でお願い
中:ハイ平成13年もちょっと悩みつつ、
 知名度的には千とヘレナの島流し『いつも何度でも』
田:ナポレオンの映画
 (粗品ちっく)
 セントヘレナは一人だぞ
 千と千尋もだけど
中:カラオケで選曲迷ったらとりあえず『もののけ姫』入れとけば場が繫げます
田:それはさっき言おうよ
中:同年フルーツバスケットの『For フルーツバスケット』と
 スクライドの『Reckless fire』は
 作品を大事に作って愛される曲になったアニソンの見本です
 衝撃のファーストドリップ!
田:お、コーヒーでも淹れてくれたのかな
中:じゃ平成14年はあえてのキングゲイn・・いいか、種で
田:置きにいったー
中:機動戦士ガンダムBLUE SEEDから『INVOKE』と『あんなに一緒だったのに』
田:ブルーが余計です
中:え、でも続編がガンダムSEED BLUE DESTINYだよね
田:混ざってるなあ
 わかりにくいやつが
中:ゲルググくらい?
田:リゲルグくらい
中:次平成15年があんまり見当たらなくて
 鋼の錬金術師の『メリッサ』あたりどうでしょう
田:あーリア充系アニソンですね
中:オタの人がうっかりパンピーとカラオケいくことになってしまったとき
 こういうストックがあるとやり過ごせます。FLOWとかオススメ
田:どうせなら楽しむ気持ちでいこう?
中:メリッサといえばあれだ、
 メリッサは大変なものを盗んでいきました
 あなたの左脚です!
田:持って行かれた・・!!
 こえーよ
 いやな錬成だなあ
※魔理沙は平成18年です
中:さあ平成16年MADLAXのヤンマーニ、正式名称は『nowhere』
 ちょうど並べ替えるとhoweverになります
田:なりません
中:加えて蒼穹のファフナーの『Shangri-La』ってとこでしょうか
 なんと並べ替えるとangelaになります
田:なりませんよ
 微妙に近いのが腹立つ
中:続く平成17年――
田:ちょ、ちょ
 プリキュアは
中:ん~~
 ナージャを拾ってないのにプリキュアに触れていいものだろうか
田:全然問題ないと思います
 ああDANZEN
中:でも大物もスタンバイしてるので
田:あら大物どなた
中:『創世の
 アクエリオン』
田:おお~それは間違いない
中:「えっ、このタイミングで?!」と
 坂本真綾は地団駄踏んだかもしれない
田:知らないですよ事情は
中:それより一億年を前にしたら二千年はもはや誤差の範囲じゃないかと
田:あー
中:「恐竜の化石が発掘されました。約100,002,000年前のものと推定されます」
 とはならんでしょ
田:銀行預金の利息レベルの端数
中:それと灼眼のシャナの『緋色の空』かな
田:そう、ひいろじゃないんですよね
中:五飛(ウーフェイ)派だったんだろうか
田:だからってヒイロを避けなくても
中:次が平成、あ、ローゼn・・はいいよね
田:禁じられた、領域ってことで
中:平成18年のビッグタイトル、コードギアス 反逆のルルーシュは『COLORS』
田:アニソン感ないし直接的な歌詞もないけど不思議と雰囲気は合ってる印象
中:ただ曲名が出てこない
 カラオケでは作品名から探すかも
田:前年の『DAYS』と合わせて素っ気ない曲名だわ
中:もう1つのビッグタイトル、涼宮ハルヒの憂鬱は
 やはり『God knows…』でしょう
田:六神合体しそう
中:劇中歌がここまで伸びたのは偉業ですよ
 歌自体はアニメ色まるでないのに
田:音楽系の作品でもないからね
 ライブシーンのアニメーションの功績はでかい
中:たぶんニコニコとか相乗効果も
 弾幕に定評のある『真っ赤な誓い』の時代だし
田:普通の昔語りだ
中:平成19年もダイジェストで
 ぼくらの『アンインストール』、絶望先生『人として軸がぶれている』、
 らき☆すた『もってけ!セーラーふく』、Nice boat.『悲しみの向こうへ』、
 ひぐらし『奈落の花』、グレンラガン『空色デイズ』、『崖の上のポニョ』
田:まだ自粛してるの・・
中:チョイス迷うとこだけど『アンインストール』は鉄板だな
 ♪おおええいああええおおおおおおええ
田:あのイントロね
 元ちとせいた?
中:一青窈だよ
田:今の僕には理解できない
中:ちゃんと区別なさい
 そして平成20年へ、マクロスFの『ライオン』
田:生き残りたい→この先生きのこりたい→きのこ先生・・
 つまりマクロスFのFは、FateのFだったんだよ!
中:な、なんだってー!!
 ひどい3段変形を見た
田:生き残って清潔で美しく健やかな毎日をめざしたい
中:それは花王だ
 え何、突っ込み疲れなの
田:ちょっと長めだよね今回
 そんなこんなで20年まで来ましたよ、どうですか
中:・・言い訳しといていい?
田:ん
中:スレイヤーズNEXTの『Give a reason』とか
 ロードス島戦記-英雄騎士伝-の『奇跡の海』あたりは
 歌ってる人の印象が本編に対してやたら強いんだわ
田:食っちゃってるかなあ?
中:あとスラムダンクのビーイング勢とかは自立しすぎてて
 アニソン扱いがしっくりこないの
 BAADくらいなら大丈夫だけど
田:それも失礼な話ですよ
 しかしまあ「サッカーさえも好きになったわ」って人がバスケ眼中にあるとは思えないわね
中:そうだ先生、『アルエ』はアニソンに入りますか
田:そろそろ再開しまーす
中:検索「アルエ」の関連キーワードに「気持ち悪い」が出てきて泣いた
 では平成21年から平成31年ですが、
田:?!
中:『紅蓮の弓矢』や『紅蓮華』・『優曇華』などがあった
 おわり
田:ざっくりにも程がある
※うどんげは平成18年です
 もっといろいろあるでしょ
中:いやー案外めぼしいものがなくて
田:おのれが知識入れてないだけじゃ
 冒頭で20年て言ってたのこれかー
中:アニソンかたりたいのに
 すべてはGod knows…
田:これはひどい
中:『君の知らない物語』なんてあたしゃ知らないよ
 『君がいた物語』じゃいかんのか?
田:それは.hackだ
中:ということで皆さん、
 ここ10年くらいの押さえといた方がいいアニソンあったらどしどし教えてください
田:ええ~
 そんな漫才ある?
中:正直で悪いか
 ありのままの姿見せてるのよ
田:前前前世から出直してきなさい
中・田:・・
 少しも寒くないわ

Vtuber漫才『アニソンで振り返る平成』【ファッキンジャップ】

作者コメント

漫才というか漫談というか雑談というか
もはや素材需要ないだろうけど一応あげ

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