もう別格
これは現代の寄生獣と呼べるのではないか
シンプルに内容が出来上がりすぎてるから
そのまま実写にしても違和感なく伝わる点で攻殻機動隊とかに近い位置
ちゃんと見てないからはっきり言えないけど
内容としてはチンパンジーと人間のハーフが
無理解な人々や過激派ヴィーガンに絡まれながら
人権と平穏な暮らしを目指してく感じかな
この主人公のデザインに愛嬌と得体の知れなさが同居してて
そこに幾分マンガの地の利があるかも
絵柄はだいぶリアル寄り
しかもアメリカが舞台(日本だとヴィーガンのテロがしっくり来ないもんね)と
取っつきにくい条件ではあっても
圧倒的実力の前には関係ないということだな
このシナリオに画力が伴ってるのはバケモノの領域だわ
主人公チャーリーの
チート級の戦闘能力と高い知性・人懐っこさがあって
人間の当たり前が通用しないゆえに核心を突く存在であるところが
なんともミギーちっく
劇中の出来事に加えヴィーガンの語る言葉自体も
「人間とは、命とは何か、どう向き合うべきか」を問いかけてくる
哲学のエンターテインメント。