『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』

映画・ドラマ

盗まれたドラえもんの鈴を取り戻すために
未来の博物館に乗り込んでく

博物館見学カラーが強くて
探偵コスプレしてるのび太の違和感がでかい上
ちょいちょいセリフ回しが寒い
子どもに合わせようとしたなら真相や謎解きも
子どもが追えるラインまで噛み砕いてあげるのが親切だよな

結果説明的になったり
エネルギー問題解決に取り組む科学者が過剰に悪者に見えたり(非がなくはない)
いろいろ半端さ、消化不良感がある

とはいえ
挑戦したことがしっかり伝わってくるので印象はまったく悪くない

まず強敵を倒す型じゃなく
物を探し謎を解明することを軸に置いたのが大きい
異色作にして意欲作

鈴がないことでドラえもんが野生化したり
ジャイアンスネ夫が小さくなったままだったり
スッポンのせいで道具が使えなくなったり
楽しませる仕掛けが豊富なの

さらに鈴に関するエピソードで絆と作品の重みを強化してる
(いちゃいちゃがちょっとくどいけど)

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ちなみにキャスト一新にともなって作風を大きくいじったこと自体は
やはり挑戦としてアリだと思ってるんだけど
テイストがクレしんやコナンに寄ってしまうのはなるべく避けてほしいかなー

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