『彼岸島 48日後…』

マンガ

吸血鬼と戦う超人の物語の続き
島の戦いが人類社会に広がるという
文明との衝突や戦線の拡大を描けるはずの展開なんですが
明(主人公)が遅れてやってきた時点で文明社会が陥落済みのため
今までとあまり変わらない絵面が続くことになります

またレギュラーキャラが忖度なく死ぬ潔い作風も
長く続くほど古参メンバーがいない状況につながる
関係の浅いやつしか仲間にいないのはちょっと寂しい
やや裏目と言えます

カオス度は増して
ギャグなのか真剣なのかわからない突き抜けた世界観が…
まあ元々そうか

しかし生身の戦闘って泥臭い、
血と汚物と死臭にまみれてる方がむしろ自然な形なんじゃないか
上空から爆撃して終わり、となる以前の戦場の風景として
多くのバトル作品よりリアルと言えるのかもしれない

一方明の身体能力はもはやカンストの域で
生身でもたぶん立体機動装置をつけたリヴァイくらい強い
両津勘吉の類だと思って見るのがいいでしょう。

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