『チェンソーマン』

マンガ

さすが話題作、引き込むなあと一気に読み進めて終盤訳わからなくなった
前半は文句なく面白かった

悪魔(?)と契約して蘇った不幸な少年が
デビルハンターとして仲間たちと戦ってく物語
センセーショナルでオシャレでコミカル、線もシャープでスピード感がある
マンガ界の先端を行くのがよくわかります

ただ敵の強大さが異次元すぎて理解が追いつかない
考察サイト見て補完してもまだ腑に落ちない(エヴァよりは幾分わかった)
ってかできれば他人の考察なしで完結したい
漫才やコントの尺ならわからないことも笑いになり得る、
でも長編はしんどい

悪魔は基本敵なんですが契約して人間に使役されるケースがあり
知性のある悪魔は友好的だったり魔人がいたり
結局敵が悪魔なのか悪魔を利用する人間なのかわからない

あとすごい勢いでキャラが死んでくのは
ある種フェアだし世界観をよく表現してるんだけど
その分「お前誰だっけ」事態が頻発する
2回死ぬならまた蘇生できそうな気がしてくるし
過去の殺人のトラウマ持ち出されても「今さらそれくらいのことで?」ってなるわ

やっぱり不死身設定は禁じ手だと思うのよ
見てて不毛だしリアルな死の緊張感が薄れちゃう
そもそもこんなに圧倒的な脅威が無限に襲ってくる世界で
人類はどうやって文明を築けたのか
本職が秒で死ぬ世界に民間デビルハンターなど存在する余地はあるのか

一言で言うとハイパーインフレです…

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