『神の雫』

マンガ

美味しんぼのワイン版

ワインの権威である父から英才教育を受けて基礎能力は高いが
興味がなかったため知識のない主人公
つまり素人の読者に優しい視点を提供しつつ最初からガンガン活躍するという
ある種いいとこ取りのスタイルです

普段とぼけててスイッチが入ると冴え渡るあたりは金田一少年っぽく
ウザいモブの造形にも既視感があります
作者同じだからってだけじゃなくソムリエと似ないようにする配慮もあったのかな

しかし笑っちゃうくらいキザな内容
ちゃんとエンタメしてるんだけどワインの習慣がない上
高級品に手を出せる予定がないとなるとなかなかモチベ維持しづらい
殺人事件遭遇予定がなくてもミステリは楽しめるし
美食してなくても美味しんぼは楽しめるのに、不思議。

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