俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
記念すべき第200回のお題はサービスエリア
あと一里峠の茶屋へ汗ぽとり
四春
茶屋に汗を落とした訳ではなく
倒置法的な形ですね
ギリギリの臨場感を表現するならアリかもしれないが
「必死で渇きと戦ってきた道のり」という状況を考えると一里はまだ結構遠い
素直な語順でいいでしょう
汗ぽとり峠の茶屋へあと一里
しかしご覧の通り具体的な時代や地名・人物に結び付く情報が何もないため
これではまるでフリー素材です
飛脚だとか○○街道だとか心に掛かるアクセントがほしいところ
まあ結局実体験のようなリアルな内容じゃないと
句に魂を吹き込むのは難しいぞという話
のっぺりした凡人査定です。