まなざしのさじ加減

雑記

高校野球は頑張ってる子どもたちを見る中で配慮の声が出やすい
基本悪いことではないけれど
18歳成人までもうすぐだし
甲子園に関しては各地の激しい予選を勝ち上がってきた精鋭・選ばれし者たち、
日本一の座やプロ入りを見据えて日々努力してる者たちに
あまり過保護なのも失礼で的外れになり得ます

人は善意を押しつけるものなので
適切さを冷静に見極める必要がある
そんな中の1つ
負けてるチームを客が応援しすぎる問題

号泣の大阪桐蔭「それができなかったのが弱さ」「手拍子に呑まれそうに」トリプルプレー、下関国際の研究…“甲子園の魔物”に王者は襲われた(間淳)
1点を追う9回2アウト、ランナーなし。大阪桐蔭ベンチの中には、目に涙を浮かべる選手もいた。逆転の望みを託された6番・田井志門選手のスイングが空を切る。大差でリードしている時も、窮地に立たされた時も、感情をコントロールしてきた大阪桐蔭の選手たち

もちろんヤジるとかミスを囃し立てるような性悪なのは控えるべきだ
あと厳密に言えばそりゃ完全中立が望ましい
でも客が自由に応援するのを押さえつけるのはやり過ぎ、
正しさをやたら徹底する現代日本の悪い傾向を感じる

まず野球って両チームに等しく攻撃機会があるのよ
そして基本応援は攻撃中に行う
つまり熱量の大きさだけの話であって
別に応援を受けるチャンスが奪われる訳ではない
ブラスバンド含む学校関係者はいるし
スターを擁する強い巨人軍が勝つのが好きってメンタリティの人もいる
全員が全員判官贔屓ってことはない

それに逆転に至った場合
今度は逆転された側が応援シロのあるポジションになる
強い方への加勢と違ってバランスをとる力なんです

このあたりのテーマについては一般客の傾向まで
砂の栄冠に結構描かれてます
グラウンドの外から影響を与えてくるものがいろいろ見えて通向け。

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