『きみはペット』

マンガ

バリバリのキャリアウーマン(死語?)の
たまたま拾った青年との同居生活

圧倒的な言語芸でそのまま実写いけるし
セリフだけ台本に起こしても面白い水準
二人の人物描写と、実態は主従逆のような関係性でじっくり魅せる

一方サブキャラたちはテンプレで造形が昭和的
ちょっとだるい

そして当て馬氏と狙ってる女が読者にいろいろ言われるアレなんですが
メインの話の都合で与えられた要素(設定)をごっちゃに背負ってる印象で
そもそもひとつの人格として論評する気になれない
主体性が見えないんだな

まあたくさん描き込んだことによる小さな弊害とも言える
(コメディの枠に収めきれなかった)
突き抜けたセンスが光ってるのは間違いありません。

タイトルとURLをコピーしました