俳句素人のオトンが作った句を俳句素人の私が勝手に添削企画
第42回のお題は夏の終わり・夕方の空港
客一便一便毎の秋夕焼
四春
これは来たか…!
とジャッジしかけて踏みとどまる
言わんとしてることはわかるんだけど日本語が、惜しい
具体的に言うと「客一便」の語感と「一便一便毎」の過剰さ
シンプルに
旅客機の一便毎の秋夕焼
で映像クリアになる
もっと言うと
旅客機の一便毎に秋夕焼
これでより夕焼けの深まる、段階的な変化を表現できます
作者コメントにも「一便ごとに暮色を増して」とあるのでこちらが適切でしょう
とまれ内容はお題にふさわしい雄大さ美しさがあるということで才能アリ寄りの凡人査定
助詞の違いを検討できるのは次元が高くなってる証かと。