『ブルーピリオド』

マンガ

(序盤に関しては)美大をめざす若者たちの物語
主人公がわりと器用なリア充&高校からの遅いスタートなのが珍しいか

美術は明確に勝敗の決まるスポーツ等と比べて曖昧なジャンルで
それをいい方向に生かしてる
ある程度確かな部分と多様に解釈が広がってく部分のバランスですね
芸術活動を通して自然な形で人間的な深みを増していける

友人・知人や大人たちもなんだかんだ思いやりがあったり
いい影響を及ぼし合ったりできる素敵な環境で印象爽やか

絵柄もアート寄りでクセ強めながら子どもたちの成長を見守るようなきめ細かさがあります
まあ圧巻なやつは冬目景見ればいいよな

しかしゴールのない世界、若いときがピークということもなく
美大なんて序盤の通過点のはずです
作品としてはどこをゴールに進んでくんでしょうね

人気が続けば晩年までずっといくのかな?
追い続けたいクオリティを維持してくれることに期待です。

タイトルとURLをコピーしました