『星野、目をつぶって。』

マンガ

ギャルいクラスメートのメイクをやらされることになった
こじらせ男子のドタバタ日常劇

ヒロインがギャル時とすっぴん時でキャラが違って
その秘密がバレないように奔走するのが物語の種になりがち
タイプ的にはらんま1/2に近いのかも

そんなビッグタイトルを並べても霞まないくらいしっかりした仕上がりで
活気やメリハリと安定感もある
総じて高い水準は雑誌の看板タイトルであることを窺わせます

あえて言うなら能力があるあまり技巧が先走ってるかなあ

いい話感出してくる割には各キャラ成長の幅が大きくない
だいたい皆元からいい奴なのが
ちょっとつまずいたり迷走したりしてるだけなんですよ
それこそ主人公は群れることに、星野は素を出すことに抵抗あるだけで
人間性がほぼ完成してる、問題の解決“しろ”がないんだな
なんか小手先でドラマチックに演出してる風に見えちゃう

…まあ擦れたおっさんの目線です
素直な青少年にはもっとスッと刺さるかと。

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