『古典で読み解く現代経済』

読み応えあった!
内容はタイトルの通り

マルクス、ケインズ他様々な経済論を引用、
「こう解釈されがちだが実際は…」とか
「この部分は誤ってるがこの部分は現代にも役立つ」とか説明してくれて
初学者にも優しい
(そしてやっぱ原典はハードル高いんだなと再認識)

やさしい表現ですがしっかり理解するのは難しく
置いといて繰り返し確認したい感じですね

著者池田信夫のスタンスのためかやや自由主義推しなのが個人的にツボ
アメリカ的なゴリゴリのリバタリアンとは言わないが
私たちはもっと小さな政府を志向してもいいと思う
(ただしこれはコロナショックと相性が悪そうだ)

特に理論的には有効なのに既得権が強く抵抗して実現できない事案、
なんとかならんもんか
利権を断たれても死ぬ訳ではない、フェアな仕事なり転職なりすればいいものを
社会の発展を足止めしてまで私欲に生きる人間がいるのはなぜだろう

不思議だわ
恥の文化もここには適用されないらしい。

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